Article

エクダルの先制弾で先制 © La Gazzetta dello Sport

バーリ戦を2-0で制し、新体制での初勝利

日本時間の昨夜から行われたバーリ戦は、エクダル、ディ・ヴァイオのゴールでボローニャが勝利しました。

ボローニャのメンバーは以下の通り。
Viviano;
Garics, Moras (21’pt Esposito), Britos, Rubin;
Perez, Mudingayi, Della Rocca; Ekdal (28’st Casarini);
Ramirez (32’st Gimenez), Di Vaio
A disp: Lupatelli, Cherubin, Buscè, Radovanovic

ゲーム開始からわずか8分、左サイドからのクロスをオカカがどフリーでシュート。これをオカカがミスして失点は免れるものの、かなり危険な場面をいきなり作られてしまいます。
その後もオカカにボールを集めるバーリがゲームの流れを握りますが、38分、ペナルティエリア外の右サイドでボールを受けたラミレスが、中央へのカットインからペナルティエリア内へ侵入してきたエクダルにパス。これをエクダルがダイレクトでゴール左隅に流し込み、ボローニャが先制。
先制直後には再び危険なシュートがボローニャゴールを襲いますが、ヴィヴィアーノが難なくセーブし後半へ。
後半も一進一退が続き、切望した2点目を手に入れたのは後半28分でした。
右サイドの浅い位置からペレスがグラウンダーでクロス。中央で待っていたディ・ヴァイオが、トラップ一つで相手ディフェンダーを振り切り、ペナルティエリアど真ん中でシュート。一旦は相手GK に防がれたものの、こぼれ球を冷静に押し込み、ボローニャが2点目をゲット。
その後は危ない場面を作られながらも、ディフェンス陣が身体を張り、無失点のまま試合を終わらせました。

ボローニャはこの勝利で勝ち点を24に伸ばし、混戦ながら順位を10位に上げ、まさかの順位表一枚目に名を連ねることになりました。
またザネッティ氏にとってはクラブ買収後の初勝利です。

“グランデカピターノ”ディ・ヴァイオ「今日の勝利は、クラブの見つけた進むべき道やマネージメントが正しかったことへの証明だね。僕たちはこれからもコーチに従い、自分たちの道を歩み続けるのが良いはずだ。今日の結果はとても重要だった。僕たちは今とても難しい連戦だったしね。僕たちはハッピーだ。今日の3ポイントはザネッティ会長への歓迎なのさ」

この日も輝いたカピターノ © La Gazzetta dello Sport

この日も輝いたカピターノ © La Gazzetta dello Sport

マレザーニおぢさん「今日は美しいボローニャを見たね。今年一番良かったよ。フィオレンティーナ戦のようなミスなかったしね。私はハッピーだ。選手たちはシーズン当初からファンのために良く働いてくれるしね。彼らとは常にそばにいる。そして今日はザネッテイ会長と私たちが一緒になった最初の時だ。ここ数ヵ月我々は難しい局面の元に置かれていた。でもシーズン開始から多くのベテラン選手、ディ・ヴァイオ、ポルタノーヴァ、モラス、ペレス・・・・・・彼らが若い選手たちをサポートし、勇気づけてくれた。彼らに感謝してるよ。彼らは違いを作れる選手たちだ。そして彼らがクラブを作っている」

“メシア”ザネテッティ会長「すぐに偉大なボーイズたちの元へと行き、そしてチームを祝福したよ。2011に入り2試合で4ポイント、これは最高だね。私は幸せだ。今日は私とチームが一体となったはじめての時だ。私は本当に嬉しい。良いゲームだったし、私はビューティフルなデビューをエンジョイしたよ。私たちは価値を売るつもりはない。クラブが弱くなることを望んでいない。私たちは当然、予算に気を付けながらもお金を使ってクラブを強化していく。私はバラルディGM と疑問点がなくなるまで話し合うつもりだ。彼を信頼しているよ。マーケットが開いている間は、ロンゴでいくよ。他のスポーツダイレクターを呼ぶつもりはない」

エクダル「今日は僕にとってセリエA で二つ目のゴール。はじめて獲ったときと同じくらいスペシャルだよ。ハッピーだよ。ボールが入ったときには実感がなかったよ。今日はボローニャに来てから最高の試合だったと思う。僕にとって、チームにとってもとてもハッピーだよね。今日の朝、僕たちは会長と会ったんだ。彼の存在は僕たちに多くの物を与えてくれたんだ」

エクダルの先制弾で先制 © La Gazzetta dello Sport

エクダルの先制弾で先制 © La Gazzetta dello Sport

最近の更新記事