2011-2012シーズンの全日程を終え、ボローニャは51ポイント、9位に躍進

日本時間の昨夜行われたカンピオナート最終節パルマ戦は、パルマ1-0ボローニャのスコアで敗れ、4連勝でのシーズン終了はなりませんでした。

Agliardi
Antonsson, Portanova, Cherubin
Garics(84′ Pulzetti), Taider, Kone, Rubin
Ramirez(46′ Belfodil), Diamanti
Di Vaio(68′ Acquafresca)

Stojanovic, Crespo, Sorensen, Loria, Pulzetti, Belfodil, Acquafresca

Cavenini への想いを喪章に託し、パルマとのデルビーに挑んだボローニャ。
序盤から互いに攻め合う展開で試合の幕は開かれました。
ボローニャはディヴァイオ、パルマはジョビンコと、互いのキープレイヤーにボールを集め、攻撃の形を生み出そうと試みる中、徐々にペースを掴みだしたのはパルマ。
ジョビンコとビアビアニーの突破に後手、後手にまわるボローニャディフェンス。37分には、コーナーキックをビアビアニーに頭で合わされ先制を許して後半へ。
前半からキレのなかったガストン・ラミレスに替え、後半頭からベルフォディルを投入し、局面の打開を図りますが、なかなか攻撃の糸口を掴めず、逆に鋭いカウンターを何度も浴びる苦しい試合運び。
68分にはディ・ヴァイオを諦め、アクアフレスカをピッチへ送り込み、情より勝利への信念をピオーリが強く顕示しますが、ピッチ上にはその想いが伝わらず、ディアマンティの空砲だけが響き渡っていました。
結局試合を通してほとんど見せ場を作れぬまま、今季最終戦を落としました。

試合ハイライトは、BOLOGNA FC TVにて。

これでボローニャはカンピオナートを13勝13敗12引き分け、得点41、失点43、勝ち点51の9位、コッパイタリアベスト16敗退で、2011-2012シーズンの公式戦全日程を終了。
ボローニャが勝ち点50を超えたのは2001-2002シーズン以来のことで、苦しいことも多々あったシーズンですが、終わってみれば素晴らしい結果を残せたのではないでしょうか。

功績の立役者はむろんカピターノであり、ディアマンティであり、ガストン・ラミレスであり、そのトリデンテをディフェンス面で支えた多くの選手であり、そして最後の所でゴールを死守したジレ、アリアルディであり。
得点41という数字が示す通り、僅かな得点をみんなで守り、そして掴んだボローニャらしい51ポイントでした。

偉大なカピターノがクラブを去りますが、ロッソブルは前を向いて新しい一歩を踏み出さなければいけません。
彼の背中を見て感じたもの、それをピッチで具現化してくれる新たなカンピオーネの出現を、心から願っています。

ピオーリ
「今夜は、ポジティヴなシーズンのパフォーマンスと結果に近いものだったと思う。選手たちを誇りに思うよ。チームはみな彼らのポテンシャルを発揮してくれたし、強く団結力のあるグループを生みだし、トレーニングし続けてくれたことに感謝しているよ」

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• [2020/03/11] Grazie e combatti insieme, Bologna!!!!
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