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沢山の愛情に包まれながら、ディ・ヴァイオがダッラーラとしばしのお別れ

日本時間の昨夜行われたカンピオナート37節、ナポリ戦は2-0で勝利。ディ・ヴァイオのゴールはありませんでしたが、現役生活として恐らく最後となるであろうダッラーラの試合を勝利で飾ることができました。

Agliardi
Antonsson, Loria, Cherubin
Garics, Mudingayi, Perez(37′ Taider), Morleo
Diamanti(79′ Belfodil)
Acquafresca(58′ Rubin), Di Vaio

Stojanovic, Crespo, Sorensen, Rubin, Casini, Taider, Belfodil

ディヴァイオのボローニャ退団会見から二日。
偉大なカピターノの最後の勇姿を見ようと、ダッラーラには多くのティフォージが集まりました。
いつものように行われた選手とコーチングスタッフ全員による円陣が、普段と違って見えるのは今日が特別な日だからこそ。
当たり前にあった風景が愛おしく感じられる中、試合開始のホイッスルが吹かれました。
CL 出場権を手にしたいナポリは序盤から個々の力量差を生かし、ボローニャのゴール前に迫りますが、先制点を奪ったのはロッソブル。

17分、左サイドのモルレオが上げたやや強引なクロスを、アクアフレスカが上手くペナルティエリア内中央へ流し込み、そこへ走りこんできたディアマンティがワントラップから左足でドーン！
こういう時に一番気持ちを込められる、熱い男の魂のこもった力強いシュートでボローニャが先制します。
その後続いたナポリの決定機は、アリアルディの必死さと、ディヴァイオを4年間見つめてきたダッラーラのポストとバーが協力し合って失点を防ぎ、1-0のまま後半へ。

ナポリが攻め、ボローニャがカウンターの構図がより色濃くなった後半にアクセントを加えたのは、またもピオーリの采配でした。
59分、アクアフレスカに替えてルビンを投入し5分後。
するすると前へドリブル、ディヴァイオとのゆったり目なワンツーでペナルティエリア内へと侵入したルビンの放った強烈なシュートは、ナポリゴールの天井に突き刺さり、ダッラーラが再び歓喜に湧きました。
セリエA 初ゴールとなったルビンはイエローお構いなしに喜び、ユニフォームを脱ぎはしゃぎ。

2-0となり最高のセレブレーションを望むロッソブルのティフォージの思いは、カピターノのホーム最終ゴール。
しかしサッカーの神様はそこまで優しくなく、幾たびかあったチャンスもゴールは入らず、最大の得点機もポストに嫌われ、ラストダッラーラでのゴールとはいきませんでしたが、試合は2-0のまま終了。

ゴールは決まらずとも、ボローニャを愛し、ボローニャに愛されたディ・ヴァイオ最後のダッラーラは、とても綺麗な形で締めくくられました。

試合ハイライトは、BOLOGA FV TV にて。

アリアルディ
「ナポリはスタートからきたけど、我々は良く守ってたし、いい手柄を残せたんじゃないかな。チームの勝利だよ。まぁマルコがゴールできなかったのは残念だけどね。彼にとって、この街を去ることは簡単じゃないさ。この勝利は、彼がこれまでにボローニャのためにしてきたこと全てに感謝するために最善のことだったよ」

ルビン
「今日は新しい役割でプレーしたんだ。ゴールは嬉しいよ。何せ今日はマルコのダッラーラ、ラストゲームだからね。もっとグレートなシーズンだったと強調したいね。止まることは欲していない。まだ3ポイント獲れるからね。挑戦するためにパルマへ向かうよ」

魔術師ピオーリ
「今日はとても感情的な日だった。プロフェッショナルの鏡のようなマルコ・ディ・ヴァイオに敬意を表したい。前半はナポリ相手に難しい時間を過ごしたけど、重要なパフォーマンスを見つけることができた。後半も良く守れてたし、得点機もしっかりチェックしていたよ。スタッフや選手をクラブ共に誇りに思うよ。チーム全体で、大きな仕事をやってのけたんだ。次の日曜日もまたきっちり締められるよう願っている」

今日も気持ち全開だったディアマンティ
「大きな結果を残せた年だね。良い継続性もあったり、チームで働いてる時も個人が目立っていた。今季は美しいハーモニーが創れてたし、ときどきスペクタクルさもあった。良くやったと思うよ。この勝利はマルコ・ディ・ヴァイオの全て。全ての選手は彼のようなプロフェッショナルさをお手本にするべきだ」

Grande Capitano!!!!!!!!!!!!!!

__ 2012/05/07

Cara Bologna

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沢山の愛情に包まれながら、ディ・ヴァイオがダッラーラとしばしのお別れ

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