リヴォルノを下し、ボローニャがコッパイタリア5回戦進出。次の相手はナポリに

日本時間の昨夜行われたコッパ・イタリア4回戦、リヴォルノ戦は、1-0でボローニャが勝利しました。

Lombardi
Radakovic, Krhin, Morleo
Motta(46′ Pulzetti), Pazienza, Riverola, Abero
Kone, Pasquato
Veratti(76′ Capello)

Stojanovic, Cherubin, Maini, Guarente, Benatti, Rodriguez

得点：35′ Pasquato

主力組を休ませ、大幅にメンバーを替えてのぞんだコッパイタリア4回戦。
試合は序盤から押し気味の展開でした。
特にパスクァートの動きの良さが目立ち、裏を狙う動きで好機を演出。
そして先制も彼の右足から。デルピエロゾーンでボールを受けると、カットインして放たれたシュートは、相手ディフェンダーのディフレクションというアシストもあり、綺麗にネットへ吸い込まれます。

この日、パスクァート以外で目を引いたのが3バックの真ん中に抜擢されたクリンでした。
本来のセンターハーフから一つ下がり、ディフェンス面での懸念はありましたが、元々身長がある上に、足元も上手く、近代のディフェンダー象でもあるゲームを組み立てられるセンターバックとして、上々の動きを披露。
相手が強くなった時にどこまでやれるかは未知数ですが、クリンの可能性を大きく広げたかもしれません。

後半も少なからずチャンスはありましたが、追加点は奪えず。それでもほぼ危なげのない試合運びで、ボローニャがコッパイタリア5回戦進出を果たしています。
5回戦はナポリとの対戦が決まっており、試合は12月19日にサンパオロで行われる予定です。

試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。

なおこの試合で先発したロンバルディ、ラダコビッチ、リベロラ、ヴェラッティ、そして途中出場のカペッロがボローニャデビューを果たし、これでロッソブルのジャージをまとって公式戦を戦った選手は809人に。
また移籍後初ゴールをあげたパスクァートは、クラブの歴史上、413人目のスコアラーとなりました。

先制点をあげたパスクァート
「先発で出れて初ゴールもあげられてとても嬉しいけど、特に嬉しいのは次のラウンドに進めたことだね。これは僕達にとってすごく重要なことなんだ。僕たちはみなベストを尽くせたと思うし、ピッチを去るときは痙攣してたね。これはいいサインだと思うよ。僕の役割にとってはね。これからも可能な限り努力し続けないと。ミステルの好むセカンドストライカーかトレクアルティスタのようになって、場所を任せられないとね。」

新境地開拓のクリン
「センターバックは、トレーニングで何回かトライしてたんだ。僕は本当に好きな役割だよ。今日はミステルのディレクションに従ったけど、すべて上手く行ったね。7ヶ月間試合に出られなかったのは、イージーじゃなかったけど、信頼してくれているコーチには感謝している。これが続くことを望むよ。リーグ戦で勝利の道に戻ることを特にね」

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