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追加点はガストーン!! © Bologna la Repubblica

ジェノアとの競り合い制し、ボローニャのセリエA 残留が決まる。

日本時間の昨夜行われたカンピオナート35節ジェノア戦は、3―2でボローニャが勝利。レッチェが敗れたため、今季のセリエA 残留が確定しました。

Agliardi
Raggi(70′ Antonsson), Portanova, Cherubin
Garics, Mudingayi, Taider, Morleo
Ramirez(64′ Belfodil), Diamanti(83′ Kone)
Di Vaio.

Stojanovic, Loria, Antonsson, Rubin, Kone, Acquafresca, Belfodil

前節に続き、この日も立ち上がりからエンジンのかからないボローニャ。
それほど大きなピンチには発展しないものの、ミスからボールを失い、リズムが作れません。

この停滞ムードを振り払ったのは、アズーリ入りが現実的になりつつあるディアマンティ。
この日、イタリア代表のプランテッリが視察に訪れていたと言うロッソブルのウルトラレフティーはが放った相手右サイドからのフリーキックは、凄まじい軌道を描いてゴール前のポルタノーヴァへ。24分、ドンピシャのタイミングで飛び込んだポルタノーヴァのヘッドで、ボローニャが先制します。
これで勢い付いたボローニャは格段に動きが良くなり、38分には右サイドで受けたガリッチからの長いロングフィードをカピターノが鮮やかなトラップで受け、素早くシュート。一旦はフレイに阻まれたものの、跳ね返りをガストンが落ち着いて叩き込み、まんまと2点リードに成功し、最高の形で後半へ。

後半の頭からは再びジェノアのペース。
最近にない余裕の展開からか球際が少し弱くなり、押し込まれ気味にゲームが進むと、58分、セットプレーの流れでパラシオに決められ、1点差に詰め寄られます。
流れを変えたいボローニャは、64分にガストンを下げベルフォディルを送り込みます。あまり見たことのない選手交代でしたが、このピオーリ采配がピタリと当たります。
交代直後の69分、相手右サイドからペナルティへ向けてベルフォディルが突進。テクニシャンぶりを見せ、相手を軽くいなして送り込まれたボールは、中央で待つディアマンティを経由して、タイミング良く駆け上がってきたガリッチへ渡り右足一閃。
3-1とし、完全にゲームを手中に収めたかに思えましたが、何としても残留したい気持ちはジェノアも同じ。10分後、しぶとい粘りを見せるジェノアにカウンターから決められ再び一点差に。その後はボローニャがジェノアの反撃を受け苦しい形が続きます。
疲れきった中盤は厳しいディフェンスを構築できず、アリアルディは大忙し。
最後の最後に訪れたコーナーキックのピンチも、アリアルディのスーペルセーブで失点を逃れ、何とか3-2で勝利。
降格圏内にいたレッチェが敗れたために、ボローニャのセリエA 残留が決まりました。

試合ハイライトは、BOLOGNA FC TV にて。

采配が冴えていたピオーリ(レッチェ戦前の段階)
「爆発がおさまって非常に嬉しい。この3ポイントは非常に重いということは普通だろう。まだ我々の残留は決まっていないし、これからの試合に集中しようかね。今日のゴールは我々がはじめからやり続けてきたことの結果だ。私のボーイズたちは、全ての努力がプレイに現れると知っている。これからもカンピオナートで、できるだけベストな順位にいかなくてはいけない。後悔しないようにね。我々は賞賛に値する。尽きることのない情熱と熱狂的な声援を送ってくれるティフォージは特にだ」

残留確定を受けてのピオーリ
「3試合を残しての残留は、誇りを一杯に満たしてくれる素晴らしい偉業だ。特に我々の歩みを考えるとね。ボローニャに関わる全ての人、プレイヤー、ティフォージ達におめでとうと言いたいね。我々はいつも近くにいる」

モルレオ
「今季のフィナーレは去年と違って素晴らしいものだったね。得に今、(残留を)欲していたんだ。本当に欲していたよ。もし順位が下がって三つ血数蹴られたらお祝いする時間もなかったしね。スタートの頃を考えれば、45ポイントは偉大な成果だよ」

殊勲のゴールをあげたポルタノーヴァ
「今日の結果は多くの情勢に平穏を与えてくれる。ボローニャが決して諦めないこと、最後の時まで退かないことを見せられたのも重要だった。最後までつき進めめたからね。チームの、ティフォージの、街の勝利だ。今季は難しい時間も、良い時もあったけど、皆ファミリーのように一緒だったし、そして我々の最初の目標に到達できた。でもこれで止まらず、また違う目標へ向けて残り3試合頑張りたいね。可能な限り多くのポイントが欲しいよ」

先制点はポルタノーヴァ © Bologna FC

先制点はポルタノーヴァ © Bologna FC

両ベテランがロッソブルの心臓です。 © Bologna la Repubblica

両ベテランがロッソブルの心臓です。 © Bologna la Repubblica

追加点はガストーン!! © Bologna la Repubblica

追加点はガストーン!! © Bologna la Repubblica

飛行機ブーン © Bologna la Repubblica

飛行機ブーン © Bologna la Repubblica

アッズーリ入りの噂もあるディアマンティは、この日も元気いっぱい。 © Bologna la Repubblica

アッズーリ入りの噂もあるディアマンティは、この日も元気いっぱい。 © Bologna la Repubblica

アリアルディもジレ神の不在をきちんと穴埋め © Bologna la Repubblica

アリアルディもジレ神の不在をきちんと穴埋め © Bologna la Repubblica

3点目はガリッチ © Bologna la Repubblica

3点目はガリッチ © Bologna la Repubblica

け、け、敬礼? © Bologna la Repubblica

け、け、敬礼? © Bologna la Repubblica

パラシオには決められたけど © Bologna la Repubblica

パラシオには決められたけど © Bologna la Repubblica

無事に今季も残留 © Bologna la Repubblica

無事に今季も残留 © Bologna la Repubblica

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