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でも今日の主役はこの人、ポルタノーヴァでしょう © UEFA.com

ユベントス相手に1-1 ドロー。今季はじめての勝ち点をゲット

日本時間の今朝行われたレガカルチョ第4節ユベントス戦は、前半に先制点を許すも、後半に追い付き、その後もしぶとい守備で失点を許さずそのままドロー決着。今季はじめての勝ち点を手にしました。

Gillet;
Casarini, Portanova, Antonsson, Morleo;
Diamanti, Mudingayi, Perez, Kone;
Ramirez;
Acquafresca;
A disp: Agliardi, Rickler, Crespo, Pulzetti, Krhin, Di Vaio, Paponi

この日はディヴァイオをスタメンから外し、アクアフレスカの1トップ、トップ下にはラミレスを置き、中盤の前目はワイドに開く形で右にディアマンティ、左にコネ、右SB にカザリーニ、CB にアントソンを配置、メンバーとポジションをかなりいじって巻き返しを図りました。

試合は序盤から一進一退の攻防が続き、ボローニャも粘りのディフェンスを見せますが、前半25分過ぎ、自陣左サイドで与えたファウルをピルロがクイックスタート。集中力を欠いていたボローニャディフェンス陣はみな反応が遅れ、パスを受けたヴチニッチはどフリーでまんまとゴールをゲット。一瞬の気の緩みから、この試合も1点ビハインドの展開を余儀なくされます。
それでもこの日はジレを中心とするディフェンス陣が辛抱強く耐えていると、前半終了間際にヴチニッチがモルレオにタックルを喰らわせ、この日二枚目の黄色紙で退場。数的有利を手にします。
後半開始からボローニャはディアマンティに代えてプルゼッティ、ペレスに代えてクリンを投入。
攻勢を強めると、50分過ぎ相手デイフェンダーのミスからアクアフレスカがボールを奪い、そのままシュート。惜しくもブッフォンのセーブに防がれてしまいますが、そのプレーで得たCK からポルタノーヴァが頭で合わせて同点。ようやく今季はじめてのゴールが生まれます。
数的有利だったこともありラミレスを中心に前半よりもボールが持てるようになりますが、さすがにユベントスも手強く、崩すどころからカウンターを喰らうこと多々。
76分にはアックアフレスカに代えて、ディバイオを投入。
何とか逆転の糸口を見つけにかかりますが、段々と足が止まり、次第に防戦一方になってしまいますが、最後までジレを中心としたデイフェンス陣が耐え抜き、今季初めての1ポイントを手に入れました。

なお、この試合の終了間際にジレがコーナーキックをセーブする際にユベントスのペペと接触。頭を強く打って、担架で運ばれる事態が発生しました。意識はあるようですが、脳震盪を起こし病院に搬送されています。
また前半終了と同時にプルゼッティと交代したディアマンティは、左脚を打撲したことが交代の原因とのこと。明日の練習前に詳しい診断結果がでるようです。

痛みも伴った大きな勝ち点1だけに、この貴重なポイントを先に繫げたいところです。

カザリーニの右SB は定着か? © UEFA.com

カザリーニの右SB は定着か? © UEFA.com

この日のカピターノがやってくれました! © UEFA.com

この日のカピターノがやってくれました! © UEFA.com

ムディンガイの奮闘も光りました © UEFA.com

ムディンガイの奮闘も光りました © UEFA.com

コネも頑張っておりました © UEFA.com

コネも頑張っておりました © UEFA.com

でも今日の主役はこの人、ポルタノーヴァでしょう © UEFA.com

でも今日の主役はこの人、ポルタノーヴァでしょう © UEFA.com

グアラルディ会長
「嬉しいですよ。特に選手が気持ちを強く持って闘ってくれたことがね。失点のところは・・・私にはどうなってたか分からないね。でもこのドローには価値がある。自分たちを取り戻せただろうし。トリノで得た1ポイントは、2連敗のあとだけにとても大きな価値があるんだよ。『これがボローニャだ』ってところを、毎週日曜日に見たいね」

殊勲の同点弾をあげたポルタノーヴァ
「今日のゲームはチームの全てだったよ。2連敗のあとだったけど、俺たちはしっかりと戻ってきて、気持ちが出て闘えてた。これは結果以上に凄く重要なことだよ。俺たちは素晴らしいグループだね。誇りに思うよ。素晴らしかった」
同点ゴールをあげた後、ポルタノーヴァはビゾーリの元へと駆け寄り熱い抱擁を交わした
「うん、あれは衝動的な行動だったんだ。みんなの元へ駆け寄り彼のためにと思って決めたんだよ。彼は凄く危機的な状況だったと思う。それが分かっていたからね。彼はクリエイターなんだ。ここ数試合は彼の要求に僕たちが応えられなかっただけなんだよ」

右サイドで今季初の先発フル出場を果たしたカザリーニ
「今日は特徴も良く出ていたし、素晴らしいパフォーマンスだったよね。今日の試合こそがボローニャなんだよ。僕たちのシーズンは、この引き分けからスタートだね。前の2試合は評価に値しないよ。結果と働きぶりが結びつかなかっただけさ。とにかくこれからも自分のベストを尽くすだけだね。きっと今日がターニングポイントになるよ」

今日も熱くピッチサイドで暴れていたビゾーリ
「今夜はコンパクトによくやれていたね。ピッチからは恐怖も感じられなかった。素晴らしい働きぶりを見せてくれて、本当に嬉しいよ。今週の練習は笑顔でやったんだ。それこそやらなきゃいけないことだって、みんな知っていたからね。この重要なポイントは我々を前に進めてくれるし、少しの隙間を埋めてくれるだろう。ポルタノーヴァのゴール後のパフォーマンス? 本当に、本当に嬉しかったね。感動したよ。チームの一体感を感じ取れたよ」

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