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フィオレンティーナに敗れ、ボローニャは黒星スタート

現地時間11日の15時から、2011-2012シーズンの開幕戦となるフィオレンティーナ戦が、フィオレンティーナのホーム、スタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、ボローニャは0-2 で敗れました。

ボローニャの出場・ベンチ入りメンバーは以下の通り。
Gillet;
Pulzetti, Portanova, Loria, Raggi;
Perez (20’st Morleo), Krhin, Mudingayi;
Diamanti, Konè (1’st Paponi);
Di Vaio (29’st Acquafresca)
A disp: Agliardi, Antonsson, Casarini, Gimenez

なかなかメンバーの固定できなかったサイドバックのポジションですが、この日は何と左にラッジ、右にプルゼッティという布陣。ワイドに広がるフィオレンティーナのサッカーに対応しようと試みましたが、それがまったくの裏目に。
左サイドはチェルチに、右サイドはヨベティッチに制圧され、ボローニャは立ち上がりから守勢にまわります。
前半20分には左サイドからのクロスをジラルディーノに頭で合わされ、早くも失点。
その後は少し落ち着きを取り戻し、ディアマンティを中心に攻撃を仕掛けますが、際どいフリーキックやポストを叩くシーンを作れどネットは揺らせず後半へ。
後半頭から、ボローニャはコネに代えてパポーニを投入。しかし彼の効果が表れる間もなく、立ち上がり2分に今度は右サイドを崩され、チェルチのゴールを許して2失点目。
落ち着きを取り戻し「さぁ後半から行こう！」とムードが高まっていた矢先だけに、後半立ち上がりの失点は痛く、2点のビハインドを背負い、チームは大きくトーンダウンしてしまいました。
その後もチェルチの突破をボローニャのディフェンス陣は止められず、最後のところで何とか失点を食い止める苦しい展開。
頼みの攻撃陣はディアマンティが孤軍奮闘する姿が目立つのみで形を作れず、この日もっとも得点に近づいた右サイド、角度のない所からのフリーキックは、ファーサイドのポストを叩いて得点ならず。
ディヴァイオに代わって出場した期待のアックアフレスカも、まったくの空気で、そのまま試合は終了しました。

プロヴィンチャの中でもかなり意欲的な補強を行い、決して小さくない期待の中で迎えたカンピオナート開幕戦での完敗は、チームに大きな動揺を与えかねず、ホームにレッチェを迎える次節が早くも今季の山場かもしれません。

ビゾーリ「今日のパフォーマンス、結果にはがっかりしてるよ。最初の15分は（相手）左サイドからのクロスに苦しんだね。それでもプルゼッティ、ディアマンティ、クリンの絡みで大きなチャンスはあったんだけど・・・。まぁでも前半のチームは好きだよ。ジラルディーノのゴールを除けばね。私はこのチームに心配していないんだ。ボーイズたちの姿勢はほんとに好きなんだよ。彼らは2点リードのフィオレンティーナ相手に、最後まで闘い続けてくれたからね。痛かったのは後半始まって1分、あそこで0点だったら・・・。相手はカウンターが良かったよ。今日はちょっとバランスを崩してしまったかな。でも私は選手を責める気はないね。相手はヨーロッパリーグで闘うような強豪なんだよ。カンピオナートを最後まで闘い抜くため、もう一度挑戦するだけだ」

90分フル出場。今季は違うぞ!? クリン「前半は良かったと思うんだよね。ジラルディーノのゴールがなければだけど。あれは上手かったよ。僕たちにも3回か4回のチャンスがあったし、もしあのボールがネットに入ってたら試合は全然違ったと思うよ。後半は・・・2分で入れられてしまったのが痛かった。あれで向こうはイージーなゲームマネージメントになってしまったから。でも気持ち切り替えてレッチェ戦のために、また一生懸命トレーニングするよ」

実力の片りんをまざまざと見せつけたディアマンティ「ちょっと予定通りのスタートじゃなかったけど、まぁ悪くないんじゃね？　後半開始の点が痛かったね。あれで脚が折れた。でも俺らはアウェイでも怯まず闘える偉大なチームだって知ってるんだ。だから自分たちのベストを出し続けるだけだろうね。フィジカル的にはよく闘えてたよ。まぁとにかく負けたのは事実なんだから、俯いてないで顔を上げて、また来週末に向けて自分たちのベストを尽くすしかないね。お疲れ！」

*** youtube はすぐに消されてしまうので、今季の動画はボローニャ公式に上がってからにします。

vs Fiorentina © UEFA.com

ムディンガイ奮闘も・・・ © UEFA.com

__ 2011/09/12

Cara Bologna

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