Article

ポルタノーヴァに3年、ディ・ヴァイオに1年の資格停止。チームに-2ポイントの求刑

現地時間3日、違法賭博・八百長事件の審議が行われ、イタリアサッカー(FIGC)のステファノ・パラッツィ検察官が、ポルタノーヴァに3年、ディ・ヴァイオに1年の資格停止、加えてチームに-2ポイントと5万ユーロの罰金を求刑しました。

この事件は2011年5月22日、バーリとの最終戦が舞台です。
バーリのCarella とGiacobbe が八百長を企て、それをMasiello を介してポルタノーヴァに提案。ポルタノーヴァはその話をディ・ヴァイオに持ちかけるも、彼は拒否。
再びMasiello と会ったポルタノーヴァがカピターノから拒否されたことを伝え、話はそこで終わったようですが、ポルタノーヴァには八百長の意思があったと判断され3年の資格停止が。
ディヴァイオはその話を知りながら報告を怠ったとして1年の資格停止処分、またチームは監督責任を問われマイナス2ポイントと、5万ユーロの罰金が求刑されています。

ボローニャのグアラルディ会長は処分軽減を求めて動くようですが、イタリアのスポーツ裁判は疑わしきは罰するの立場を崩しておらず、ポルタノーヴァがなぜMasiello と会っていたか、それが八百長とまったく関係ない話であったかを明確にするか、そもそも会っていなかったという明瞭な証拠が出せない限り、情勢の厳しさは変わらないようです……。

最近の更新記事